不景気 Japan

fukeiki news in Japan

業績悪化

スノーピークの23年度決算は、純利益99.9%減の100万円で着地。

テントなどアウトドア用品を製造・販売するスノーピークは、2023年12月期の連結決算を発表し、売上高が前期比16.4%減の257億円、営業利益が同74.3%減の9億円、純利益は同99.9%減の100万円だったことを明らかにしました。過剰在庫のアウトドア専門店が増加し…

日本郵政が民営化後、初の赤字転落。楽天株下落の影響を受け。

日本郵政は2023年4~6月期連結決算で純損益が85億3500万円の赤字(前年同期は1185億7300万円の黒字)となったことを発表しました。赤字転落は2007年の民営化後初めてです。 同社が保有する楽天グループが携帯電話事業の不振などで株式が低迷し、850億円の評価…

ビッグモーターが取引先銀行に90億円の借り換えを要請。

中古車買取、販売大手のビッグモーターは、取引銀行に対し、近く期限を迎える借入金90億円の借り換えを要請したことが明らかになりました。 関係者によると、8月10日に開かれた会合で、ビッグモーター側から、三井住友銀行・三菱UFJ銀行・みずほ銀行、広島銀…

ADR中の曙ブレーキが金融機関に借り換えを要請。

自動車部品大手で事業再生ADRで再建計画を進めている曙ブレーキ工業は、2024年6月30日までに一括返済が必要な負債に対し、返済が困難なため、借り換えを金融機関に要請したことを明らかにしました。自動車の減産に伴う受注減や、材料価格の高騰を受けて、安…

日本郵政が楽天株下落で850億円の特損を計上。

2023年6月30日、日本郵政は保有する楽天グループ株について、850億円の特別損失を2023年4月~6月期連結決算で計上することを発表しました。日本郵政は2021年4月に楽天グループの株式を1株1145円程度で取得していましたが、楽天グループの携帯電話事業の不振…

音楽雑誌Playerが休刊を発表。

プレイヤー・コーポレーションが発行する音楽雑誌Playerが2023年6月30日発売のPlayer2023年Summer号をもって休刊することが発表されました。同誌は1968年に創刊され55年にわたって発行されてきましたが、広告売上の大きな落ち込みや、昨今の制作コストの上昇…

楽天モバイルが4732億円の経常赤字を計上。

楽天グループ傘下の楽天モバイルの2022年12月期の決算が2023年5月10日付けの官報に決算公告が掲載され、およそ4700億円の経常損失を計上していたことが明らかになりました。 ◼️楽天モバイル 2022年12月期決算 ・売上高:2001億9400万円(同27.7%増)・営業損失:…

旭化成が20年ぶりの赤字転落。

化学メーカー大手の旭化成が2023年3月期の連結最終損益が1050億円の赤字見込みであることを明らかにしました。同社はこれまで2023年3月期は700億円の黒字での着地予想していましたが、一転しての数字となります。電気自動車の需要拡大を期待して、2015年にア…

ツバキ・ナカシマが、継続企業の前提に関する事項の注記を記載。

軸受用鋼球などを製造するツバキ・ナカシマは、2023年2月20日、継続企業の前提に関する事項の注記を記載しました。2022年12月決算において、アメリカ事業の固定資産やリニアビジネスでの多額ののれん等の減損損失を計上したことにより連結営業損失となり、一…

上場企業3Q決算は約半数が減益か赤字。

日経新聞によると、上場企業の2022年4月~12月期は減益または赤字の企業の社数は全体の49%になったということです。全36業種中19業種で最終損益が悪化し、5社に1社が通期見通しを下方修正しています。業種別で唯一赤字に転落した電力は、資源高や円安で火力…

楽天が過去最大の3728億円の赤字を計上。モバイル事業の赤字が要因。

楽天グループは2023年2月14日、2022年12月期決算発表を行い、純損益が過去最大の3728億円の赤字となったことを明らかになりました。楽天市場などの伊インターネットサービス事業は旅行予約などが伸びたものの、前期に計上した株式評価益の反動があり、営業利…

東京電力に各行から合計4,000億円の緊急融資。

2022年度第三四半期の決算で、およそ6,500円の最終赤字を計上した東京電力ホールディングスに対して、三井住友銀行やみずほ銀行などが、総額4,000億円の緊急融資をする方針を固めたことが明らかになりました。大手電力各社は、火力発電に使用する燃料価格の…

岩手銀行が川徳の債権、取立不能、遅延の恐れ。

地方銀行の「岩手銀行」は、保有する地方百貨店の株式会社川徳の債権について取立不能または取立遅延のおそれが生じたことを明らかにしました。 株式会社川徳が2022年12月29日付で岩手県中小企業活性化協議会の支援による事業再生計画を成立させたことに伴う…

日本製鉄子会社の日鉄鋼板、生産再編を発表。構造改革を実施。

製鉄大手の日本製鉄の完全子会社で、鋼板加工業を行っている日鉄鋼板は、大阪地区、愛知地区の生産拠点の集約と、呉地区の事業終了を発表しました。同社の主力である住宅・建設向けや自動車向け等での需要の減少、急激なコスト増加等などを踏まえ、現状のま…

Metaが1万1,000人を解雇。グローバルでFacebookやInstagramを運営。

FacebookやInstagramを運営するMeta(メタ)のマーク・ザッカーバーグCEOは11月9日、社員1万1000人を解雇することを発表しました。この削減人数は会社全体の約13%に当たります。コロナ禍で行った増資で期待通りの結果が出なかったことを要因としています。…

楽天グループ 社債価格が過去最低水準に。赤字拡大などが懸念。

11月11日の決算発表を前に、楽天グループの社債価格が赤字拡大の懸念が強まり、過去最低の水準近くに落ち込んでいます。モバイル事業向けの資金調達のために、中核事業の一部に影響が及んでいることや、証券事業、銀行の株式新規上場(IPO)が計画通りにいか…

JR四国、全路線で赤字。2年連続。来春値上げに。

JR四国は、2021年度の線区別収支は、全8路線、18区間すべての線区で2年連続の赤字であったことを明らかにしました。19年度には唯一黒字だった、本州と四国を結ぶ本四備讃線(瀬戸大橋線、児島―宇多津)も4億円の赤字でした。なお、赤字額が最も大きいのは土…

日医工が債務超過に。ジェネリック大手企業でADR手続き中。

ジェネリック医薬品大手の日医工は、債務超過に陥る見込みであることを発表しました。 同社は国の承認手順と異なる方法で医薬品を製造したとして昨年、富山県から業務停止命令を受け、業績が悪化し、ADR手続の中で事業再生計画案を策定を行っていました。 こ…

Twitter 4,000人規模を解雇。日本国内も広報部門は全員解雇。

ツイッター(Twitter)は、全従業員の5割にあたる4,000人規模の人員削減を行ったことを明らかにしました。イーロン・マスク氏が同社を買収したことに伴うコスト削減策の一環で、日本国内の従業員においても、幅広い部署で解雇が行われたとみられています。日…

四国電力、450億円の赤字予想。

四国電力は2022年10月28日、2022年度の連結業績で前年度を大きく上回る450億円の赤字となる予想を発表しました。 ◆2022年度連結業績予想(前年度)・売上高 8,550億円(6,419億円)・営業損益 △450億円(△135億円)・経常損益 △300億円(△121億円)・純損益 …

北陸電力、赤字1000億円に。

北陸電力は2023年3月期通期連結業績予想を公開し、前期を大きく上回る、1000億円の営業赤字となる予想を発表しました。 2023年3月期通期連結業績予想(前年実績) 売上高 8500億円(6137億5600万円) 営業利益 △1000億円(164億1500万円) 純利益 △900億円(67億620…

日清製粉グループ、オーストラリア子会社の影響で赤字転落。

2022年10月19日、日清製粉グループ本社は2023年3月期の業績予想の修正を行い、純損益が38,000百万円となる見通しを公表しました。 ◆2023 年3月期第2四半期連結業績予想数値の修正(百万円)・売上高 370,000 → 385,000・営業利益 15,000 → 15,500・経常利…

丸大食品 第2四半期は△10億円の赤字転落 

2022年9月26日、丸大食品は2023年3月期第2四半期業績の下方修正を発表しました。 売上高 112,000→110,000 営業利益 500→△1,000 経常利益 700→△800 純利益 200→△1,000 売上高は外食需要の回復があるものの、食料品などの値上げにより節約志向が高まり微減、利…

中国電力が過去最大の赤字見込み。燃料高騰で1390億円。

中国電力は2023年3月期の純損益が1390億円の赤字になる見通しを明らかにしました。この赤字額は同社の過去最大の金額になります。 同社の連結の売上高は、前年度より増収となる1兆6200億円を見込んでいます。しかし、急激な燃料費の高騰を電気料金にすぐに反…

くら寿司 コロナ影響で赤字転落。

回転寿司チェーン大手の「くら寿司」は、2022年10月期連結業績予想を下方修正し、営業利益が9.2億円の赤字となることを発表しました。従来予想の28億円の黒字から、一転、赤字転落になります。コロナの影響で来店客数が当初計画から大幅減少したことに加え、…

明電舎下方修正で、2Qの赤字拡大

2022年8月31日、明電舎は2023年3月期第2四半期の連結業績の下方修正を行いました。売上高 105,000 → 105,000 営業利益 △2,800 → △4,200 経常利益 △2,800 → △3,600 純利益 △2,000 → △2,200 ※いずれも百万円EV事業が自動車の生産台数の影響を受け、また電力イ…

東京電力子会社が67億円の債務超過

東京電力ホールディングスは、全額出資する子会社で電力小売事業を行う東京電力エナジーパートナーが、2022年6月末時点で、67億円の債務超過に陥ったことを明らかにしました。 ウクライナ情勢により、発電に必要なLNGなどの価格が高騰している中、企業や家庭…

極楽湯HD コロナ影響などで債務超過。継続企業の前提に疑義注記

大手スーパー銭湯チェーンの極楽湯は、2022年8月26日に2022年3月期の決算発表を行い、連結純資産は△12百万円となり、債務超過に陥ったことを明らかにしました。同社は日本、中国でスーパー銭湯を運営していますが、コロナやエネルギーコストの高騰、円安の影…

良品計画 下方修正 

2022年6月30日、良品計画は、2022年8月期の業績を下方修正いたしました。 ・営業収益 4700億円 → 4700億円・営業利益 380億円 → 260億円・経常利益 450億円 → 300億円・純利益 270億円 → 200億円 既存店の売上は前年並みを確保したものの、価格プロモーショ…

HIS 最終は赤字拡大で着地

2022年6月13日、旅行代理店大手のHISは、2022年10月期の第2四半期の連結業績を発表し、純損益が269億円と、前期の235億円の赤字を上回る損失を計上することを明らかにしました。 エネルギー事業以外の大半の事業で収益を改善しているものの、HTBエナジーの譲…