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ADR中の曙ブレーキが金融機関に借り換えを要請。

自動車部品大手で事業再生ADRで再建計画を進めている曙ブレーキ工業は、2024年6月30日までに一括返済が必要な負債に対し、返済が困難なため、借り換えを金融機関に要請したことを明らかにしました。
自動車の減産に伴う受注減や、材料価格の高騰を受けて、安定的な資金創出ができていないためです。
同社によると、2024年6月30日までに485億円の借入金の返済が必要であるものの、2023年6月30日時点での現金および現金の手元流動資金は258億円と大幅に不足をしています。このことから、今回の借り換えの支援を要請に至ったということです。
なお、2023年4月~6月の連結決算は売上高は19%増の409億円だったものの、原材料の高騰が影響し、純利益は57%減の12億円にとどまっていました。
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