大手電機メーカーのシャープが55歳以上の管理職を対象に、早期退職制度を設けたことが、各種メディアに報じられています。
制度の対象は管理職およそ700名で、希望者には最大6か月分の給与を退職金に加算するということです。
液晶事業の不振で、2023年3月期は6年ぶりに赤字に転落した同社ですが、人員削減が目的ではなく、社員の次のステップを支援するための福利厚生と説明をしています。
なお、過去の経営危機時代に業績の立て直しのために、希望退職を募集したことはありましたが、同社が早期退職の制度は初めてであるということです。