不景気 Japan

fukeiki news in Japan

第一三共がジェネリック子会社の第一三共エスファをクオールHDに売却。

製薬大手の第一三共は、ジェネリック医薬品を製造販売している子会社の第一三共エスファを調剤薬局大手のクオールホールディングスに売却することを発表しました。
これにより、第一三共は国内での後発医薬品事業から撤退し、抗がん剤などの強みをもつ新薬に経営資源を集中することになります。
同社は2010年に設立され、当初は第一三共から長期収載されている19品目の製造販売を引き継ぎ、営業を開始しました。
その後、2017年には原薬と製法などが同じ後発薬である「オーソライズドジェネリック」も製造販売を行うようになり、2023年3月期の売上高は787億円、純利益は89億円でした。
今回、クオールホールディングスは全株式を250億円で譲り受け、今後は調剤薬局事業に次ぐ収益の柱に育てていく計画ということです。
https://ssl4.eir-parts.net/doc/3034/tdnet/2283024/00.pdf