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リコーと東芝の事務機生産部門が統合。工場の再編も視野。

事務機大手のリコーと電機大手の東芝が、コピー機や複合機といった事務機の生産部門を統合する方向で調整を行っていることが明らかになりました。
リコーと東芝子会社の東芝テックが行っている事務機の生産、設計、開発機能を統合会社に集約する方向で、この統合会社はリコーが過半を出資し、2024年に立ち上げる予定です。
事務機のシェアはキヤノンが1位でしたが、統合することで世界最大手となる見込みです。
企業の業務デジタル化や、新型コロナウイルスによるオフィス離れにより、紙に印刷する事務機の需要は急減していました。
このような状況もあり、リコーと東芝は他社にも新会社への合流を働きかけていくとともに、中長期的には工場の再編も視野に入れるということです。