2022年6月2日、ソニーの元会長兼グループ最高経営者(CEO)の出井伸之氏が肝不全のため、死去しました。84歳でした。
出井氏は、1960年に入社し、95年に社長に就任して以降、「デジタル・ドリーム・キッズ」という標語を掲げ、パソコンのVAIOを成功させるなど、同社のデジタル改革を推進しました。
また、政府のIT戦略会議の議長にも就任し、国内のインターネット環境の整備にも貢献していました。
最高顧問に退いた後の後任は、外国人トップ、ハワード・ストリンガー氏が就任するなど、経営の一線を退く時まで話題を集め続けた方でした。