日本の電子部品・音響機器・カーナビゲーションを製造販売する大手電機メーカーは2024年5月9日、経営構造改革を行うことを発表し、一部では世界で3000名強の人員削減を行うということが報じられました。
構造改革では、コストと事業ポートフォリオの改革で業績の立て直しを急ぐということで、コスト構造改革では海外を中心に派遣や請負の約2000名と社員の1000名を合わせて3000名強を削減。車載用スイッチなどを手掛ける事業では生産3拠点を減らすなど、拠点の集約も進めるということです。
また、事業ポートフォリオ改革では、同社が48.8%を保有するアルプス物流の株式の一部を米投資ファンドのKKR傘下のロジスティードに売却し、今後はデジタルキャビンや、市場拡大が見込まれる車載向けセンサーなどへの投資や拡販を進め、収益性の改善を急ぐということです。
https://ssl4.eir-parts.net/doc/6770/ir_material_for_fiscal_ym/155006/00.pdf
https://carview.yahoo.co.jp/news/detail/f003eb6267c9d9073710a5ea40a4a0c0789a3707/