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高級生食パンの「乃が美」がFC店とロイヤリティを巡ってトラブル。FC店は、ほぼすべてが赤字。

高級生食パンを展開する「乃が美」が店舗を運営するFC店6社に対し、契約解除を通告し、FC店側がそれに対して大阪地方裁判所に解除取り下げを求める仮処分を申し立てるなど、トラブルになっていることが、週刊文春により報じられています。

「乃が美」は2013年に大阪プロレス会長の阪上雄司前社長がパン屋を開業し、そこにアパレルや広告業を手掛けてきた森野博之現会長が出資する形で法人化しており、現在約200店のうち、直営店は14店、それ以外はFCにて運営をされています。

報道によると、FC店のほぼすべてが赤字であることから、売上の10%というロイヤリティを巡って、本部とFC店で交渉が行われていました。

その中、ロイヤリティの支払いが遅滞しているFC店のオーナー6社に対し、本部は契約解除の通告がされ、発注システムの停止や製パン用の粉の供が停止。この契約解除に対し、FCオーナーたちが大阪地裁に契約解除を取り下げる仮処分の申し立てを行っているということです。