2023年10月12日、百貨店大手の髙島屋は、連結子会社の岐阜髙島屋の閉店と解散を発表しました。
同店は1977年9月に開業し、地下1階、地上11階建てのビルに、食料品や化粧品、アパレル、家具、レストランなどのテナントが入居していまます。ピーク時の1992年2月期の売上高は約250億円だったものの、近年は大型商業施設の出店に加え、名古屋駅前の再開発などで買い物客が県外に流出し、2023年2月期は132億円まで落ち込んでいました。
この様な中、老朽化した建物の電気設備の改修工事を巡り、所有者と折り合いがつかないことから、2024年7月末をもって閉店することを決定したということです。
なお、同店を運営する岐阜髙島屋についても、この閉店をもって2024年8月末に解散することになります。