食品や化粧品販売、バイオ燃料の開発、製造を行うユーグレナは、横浜市のバイオジェット・ディーゼル燃料製造実証プラントの稼働を2024年1月末をもって終了することを発表しました。
同プラントは2018年10月にもバイオ燃料事業の商業化に向けて、製造、供給の実証を行うべく竣工しました。
稼働から5年が経過するなかで、84件の供給を実現したことで設立の目的は果たせたとの判断から、今回の決定に至りました。
今後は商業化に向けて、マレーシアのPetroliam Nasional Berhadや、イタリアのEni S.p.A.と共同で商業規模のバイオ燃料製造プラントをマレーシアに設立する計画です。
なお、横浜市の実証プラントには21名の従業員が在籍していますが、プラント解体後はグループ内での再配置を検討すると共に、退職者には特別退職金の支給を検討しているとのことです。