旭化成子会社の旭化成建材は、山口県の岩国工場を2025年3月末をもって閉鎖することを発表しました。
同工場は1970年に既製コンクリートパイルの製造工場として操業が開始し、西日本を中心に軽量気泡コンクリート(ALC)の製造・供給拠点となっておりました。
しかし、建築需要の縮小や、新型コロナウイルスの影響等によりALCの需要減に加え、近年の大幅な原燃料高騰により収益が大きく悪化しているなか、ALCの最適生産体制を構築し、収益性向上および安定供給を目指すため、岩国工場の閉鎖を決定したということです。
なお岩国工場の従業員70名については、配置転換で対応するということです。
https://www.asahi-kasei.com/jp/news/2023/ze230404.html