オムロンはグローバルで2,000名の人員を削減することを発表しました。
内訳は、国内1,000名、海外1,000名となり、国内は40歳以上の正社員などを対象に希望退職を募集します。
同社は中国を中心に半導体や二次電池を展開していましたが、中国経済の成長鈍化やサプライチェーンの混乱などにより、大幅な業績の悪化を招きました。
これらの状況を改善すべく、業績の立て直しと収益・成長基盤の再構築を行うため、「構造改革プログラム『NEXT2025』」を実行していきますが、その中で人員数の適正化施策も行うため、希望退職を募集するということです。
なお、同社の希望退職は1933年の創業以来、2回目で、前回はITバブル崩壊後の2002年に国内で約1460人の人員削減を実施していました。
【希望退職者の募集概要】※日本国内のみ
・対象会社 オムロン国内グループ会社（一部除外あり）
・対象者 2024年7月20日時点で、勤続年数3年以上かつ、年齢40歳以上の正社員およびシニア社員
・募集人員 1,000名程度
・募集期間 2024年4月10日～5月31日
・退職日 2024年7月20日（予定）
https://www.omron.com/jp/ja/ir/irlib/pdfs/20240226_01j.pdf
