京都市の総合不動産会社「さくら」が運営する百貨店「佐賀玉屋」は、本館を2024年6月末に閉館し、建替え、百貨店やホテルが入る複合施設として2026年12月の開業を目指すということを発表しました。
佐賀玉屋は佐賀市にある百貨店で、1806年に田中丸商店として創業。1996年には165億円の売上を誇っていましたが、2000年以降、郊外型商業施設の台頭や、ドラッグストアやディスカウントショップの出店が加速し、2015年2月期の売上高は最盛期の半分は81億円まで落ち込んでいました。
その後、コロナウイルスの影響などで2023年2月期の売上高は46億円まで落ち込む中、本館が耐震診断結果で大規模地震で倒壊または崩壊する危険性が指摘され、京都の「さくら」に事業譲渡を行っていました。
現在の本館は取り壊し後、1～4階は百貨店、テナント、イベントスペース、5～10階は150～180室のホテルからなる複合商業施設として建て替えられ、2026年12月の開業を目指す計画ということです。
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