ステーションメモリーズ(略称:駅メモ)などインターネットサービス事業を手掛けるモバイルファクトリーは、ブロックチェーン事業からの撤退を発表しました。
同社は暗号資産を用いて企業がプロジェクトの推進のために資金調達する方法であるIEO(Initial Exchange Offering)に向けて、暗号資産交換業を営むGMOコインと検討を進めていました。
しかし、モバイルファクトリー子会社のSuishowが運営する「NauNau」において個人情報漏洩の疑いがもたれた中で、個人情報漏洩の事実は確認されなかったものの、再発防止策の検討や「NauNau」のサービス再開時期は未定となり、IEOについても当初計画よりも延期となりました。
このような中で当初計画していたグループ全体のサービス利用者数の増加や経済圏の拡大は困難であると判断し、ブロックチェーン事業を不採算事業と位置付けたことにより、GMOコインに対しIEOの取り下げを行い、本事業からの撤退を決定したということです。
なお、撤退は2023年12月31日を予定しています。
https://ssl4.eir-parts.net/doc/3912/tdnet/2373470/00.pdf