化学メーカーの新日本理化は、子会社の日新理化におけるステアリン酸の生産を停止することを発表しました。
ステアリン酸は、動植物の死亡に豊富な飽和脂肪酸の一種で、石鹸やろうそくの原料として用いられてます。
同社グループは1979年よりステアリン酸の生産を行っていたものの、カーボンニュートラルの影響で動物系油脂の使用が急拡大し、原料調達が困難な状況となったことに加え、
設備の老朽化に伴う、保守・修繕費が増加する中、このような厳しい状況下において、安定的な生産を継続することは困難であるということから、清算停止を決定したということです。
https://www.nj-chem.co.jp/app/news/detail/330
