シャープは2023年11月14日、スマートフォン向けレンズを製造する子会社のカンタツを、電子部品販売の永輝商事に売却することを発表しました。
カンタツは2018年にシャープが子会社化したものの、2020年に不正会計が発覚し、23年3月末時点で242億円の債務超過に陥っていました。シャープは「事業の選択と集中をはかる」としています。
シャープは自社製のスマホにカンタツのレンズユニットを搭載しており、カンタツからの調達は続ける方針であることから、全株式の約1%にあたる8000株の保有は続けるとのことです。
https://corporate.jp.sharp/ir/pdf/2023/231114-1.pdf