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イトーヨーカドーが福島県内から完全撤退の方針。

昨日、2500名の人員削減が報じられたセブン&アイ・ホールディングス傘下のイトーヨーカ堂は、福島店と郡山店を閉店し、福島県内から完全撤退する方針が新たに報じられました。

福島店は福島県内2カ所目のイトーヨーカドー店舗として、1985(昭和60)年に、JR福島駅西口前に開店し、県都の代表的な商業施設として市民に親しまれてきました。

売り場は1~3階まであり、生鮮食品や服飾、日用品などを取り扱っている。飲食店や生花店、旅行代理店、エステなどのテナントが入居者をしています。

郡山店は1989年6月に開店し、1~4階までの売り場には食品や服飾などの他、飲食店や美容室などのテナントが入っています。

また、同店と同じ敷地内には家電量販店やスポーツ量販店などが入る3階建ての商業ビルがあり、一体的な商業エリアとなっています。

セブン&アイ・ホールディングスは今年3月、イトーヨーカ堂の運営合理化策として、祖業の衣料品から完全撤退し、国内店舗数の2割超を2026年2月末までに削減して93店舗にする方針を発表していました。