2023年4月6日、セブン&アイ・ホールディングスはバーニーズジャパンの全株式をラオックスホールディングスに譲渡することを発表しました。
バーニーズジャパンはアパレルを中心としたセレクトショップの「バーニーズ ニューヨーク」を運営しており、現在国内で10店舗の他ECサイトなどを運営しています。
もともと同社は1989年に伊勢丹が米国バーニーズからライセンスを受け、伊勢丹の完全子会社として設立されましたが、伊勢丹の事業再編に伴い、2006年に住友商事と東京海上キャピタルに株式を譲渡、2014年にセブン&アイ・ホールディングスに譲渡という経緯で現在に至っています。
セブン&アイ・ホールディングスは株主のアクティブファンドであるバリューアクト・キャピタルからグループの経営体制の見直しを求められており、今回の売却もこの一環であると考えられています。