甲府市の百貨店、岡島百貨店は現店舗を2023年2月に営業終了し、3月に「ココリ」に移転オープンすることを発表しました。
現店舗の跡地は、タカラレーベンが取得し、商業施設とマンションの複合ビルとするということです。
新店舗では、地下1階から地上2階の3フロアになりますが、店舗面積は現店舗の約36,000m2から約4,500m2から、1/7程度に減少する形となります。
◆岡島百貨店について
現在営業する、山梨県内唯一の百貨店で、江戸時代の1843年（天保14年）に初代岡島定右衛門が茶商の大黒屋として創業しました。
その後、呉服店や両替商としての営業も開始し、1936年には現在地に岡島百貨店として、地上5階の大型店舗の百貨店として開店していました。
その後、不況や、競合の台頭、車社会への対応の遅れなどから、数度の債務超過や、金融機関の債権放棄などを行っていました。
また、かつては八王子市の八王子岡島、茅野市の茅野岡島も営業していましたが、それぞれ1970年、2000年に閉店をしていました。
