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帯広の百貨店「藤丸」が全従業員を解雇。

2023年1月末で閉店が決定している、北海道帯広市の百貨店「藤丸」が全従業員150名に対し、2023年2月付で解雇の通告を行いました。

藤丸は2023年1月末で閉店する道東唯一の百貨店で、平成4年のピーク時には売上高が145億円にも達していました。
しかし、その後のバブル崩壊や景気の低迷、大型店との競争激化、中心市街地の空洞化などで売り上げは減少を続け、直近決算では7年連続の赤字となり、売上高もピークのおよそ3分の1となる44億7,000億円まで落ち込んでいました。
藤丸は地元ベンチャー企業である「そら」に再建支援を要請し、営業再開を目指していますが、再開後の業態は未定で従業員の再雇用も見通しが立っていない状況です。