全国の大手電力10社の2022年4月~9月期の決算が出そろいました。
石炭や天然ガスなど発電用燃料の高騰や、円安の影響により調達コストが急増したものの、電気料金への転嫁が追いついておらず、10社中9社が最終赤字でした。
現在、多くの電力会社が電気を売れば売るほど損をする「逆ザヤ」状態にあり、今後電力価格の値上げも検討するということです。
なお、10社の最終損益の合計は5,500億円の赤字でした。
◆大手電力10社の最終損益
・東京電力HD △1,433億円
・東北電力 △1,363億円
・関西電力 △763億円
・中国電力 △560億円
・九州電力 △476億円
・中部電力 △426億円
・北陸電力 △381億円
・沖縄電力 △168億円
・北海道電力 △16
・四国電力 89
合計 △5,500億円