関西電力は、北海道伊達市と、宮城県と山形県の県境の蔵王連峰に建設を検討していた風力発電所の建設を断念したことを発表しました。
関西電力は2022年5月に、北海道と宮城県で5つの風力発電所建設の検討を始めると発表していましたが、このうち2つ、17万キロワットの発電出力を断念したことになります。
北海道伊達市は、収益性の確保が困難であること、蔵王の計画は地元から景観への影響が大きいと反対が上がっており、理解を得られることができなかったことから今回の決定を判断したということです。
関西電力は、2040年までに新規で500万キロワットの再生可能エネルギーを確保すべく、北海道の3計画の検討を続けていきます。
https://www.kepco.co.jp/corporate/pr/2022/pdf/20220729_1j.pdf
