テレビCMなどで宣伝した寿司を実際には大半の店舗で販売しなかったのは、景品表示法違反のおとり広告にあたるとして、消費者庁は回転ずしチェーン最大手のスシローに措置命令をだしました。
公正取引委員会によると、昨年9月～12月にかけて、ウニやカニなどの寿司のキャンペーンをテレビCMなどで宣伝したものの、キャンペーン期間中にその寿司を1日以上販売しなかった店舗は9割にのぼったということです。
公正取引委員会の調査に対しスシローは、食材を十分に準備できなかったと説明をしており、この措置命令を真摯に受け止め、再発防止に努めていくということです。
(令和4年6月9日)株式会社あきんどスシローに対する景品表示法に基づく措置命令について：公正取引委員会
